2020年7月21日16:31
日本マルチペイメントネットワーク推進協議会(JAMPA)および運営機構(JAMMO)は、2020年6月の「Pay-easy(ペイジー)収納サービス」のインターネットバンキングの利用件数が、408万件(対前年同月比127%)と月間過去最高を更新したと発表した。自動車税等の納付時期であり月間過去最高を記録した先月5月の396万件を超える結果となった。
なかでも、地方公共団体へ納付された件数が前年同月比178%(5月の前年同月比は146%)、国庫金での納付が前年同月比121%(5月の前年同月比は100%)と大幅に増加するなど、納税分野での増加が目立った。
また、6月は、5月分の各種税金・料金の納付期限が6月1日であったこともあり、生活者においても、5月に続き「新しい生活様式」での納税をしていくなかで、混雑している金融機関窓口に行きたくない、行くべきではないという意識が強く働いたと同協議会では考えている。
各金融機関においても窓口での混雑緩和のためさまざまな対応がとられており、今後、より一層のインターネットバンキングやペイジーの需要は高まっていくものと考えられることから、推進協議会・運営機構では、引き続きペイジーを「新しい生活様式」における決済手段として、社会情勢の動向を注視しながら普及・利用促進に努めていきたいとしている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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