2011年1月13日15:14
NTTデータは2011年1月13日、同社が提供する「ワンタイムパスワード認証サービス(BizEmotion-OTP)」が、十六銀行が提供する「じゅうろく法人インターネットバンキングサービス」の認証サービス「ワンタイムパスワード」サービスとして採用されたと発表した。同サービスは、「じゅうろく法人インターネットバンキングサービス」利用時の本人認証において、これまでの固定パスワードとあわせて、60秒ごとに変化するパスワードも使用することによりセキュリティの強化を実現する。十六銀行では1月17日からワンタイムパスワードサービスを開始する。
NTTデータの「BizEmotion-OTP」はインターネット上の金融取引におけるフィッシング、スパイウェアなどによる不正引き出し事件に対するセキュリティー強化対策ソリューションとして、RSA Security Inc.の「RSA SecurID」を用いた共同利用型(クラウド)サービスである。パスワード生成機としてキーホルダー型と携帯アプリケーション型の両方に対応しているが、十六銀行ではキーホルダー型を採用した。
NTTデータでは今後、金融機関だけでなく、インターネットショッピング、オンライン・トレーディングでの決済の利用、企業内システムの利用などでの活用を目指す。