2021年1月27日14:02
ルミーズは、自動販売機・自動精算機向けにクレジットカード・電子マネー・コード決済などのキャッシュレス決済を搭載した組込型マルチ決済端末「salo-01」を提供しているが、このほどBOSTECが取り扱う券売機、およびセルフ決済機のキャッシュレス決済機能を担う端末として採用されたと発表した。
BOSTECが提供する券売機・セルフ決済機は、業界に先駆けてタッチパネル形式を採用。細かいセットメニューや外国語表記に対応し、さまざまな会計シーンで導入されている。従来の支払い方法に加え、クレジットカード・電子マネー・コード決済での精算が可能になるため、利用ユーザーにとっては決済手段の選択肢が増え、支払いがスピーディに完結することで、利便性の向上につながるそうだ。
BOSTECは「salo-01」との連携にあたって、1台の端末で各種決済手段を包括的にカバーする点や、導入コストを低く抑えられる点を評価。半屋外環境で利用できる防塵防水性能(IP65)や、動作安定性を考慮し、「salo-01」との連携が実現した。同じ長野県の地元企業として今後も協調を図り、「salo-01」搭載製品を順次増やしていく予定だ。
券売機「BTi-M」では、現金決済に加え、「salo-01」が提供する各種キャッシュレス決済を標準装備。入場券・食券の券売機に限らず、クリニックのレセプトコンピュータや自動精算機、POSと連動させる運用も可能だ。
券売機「FMC-27VA」は、「salo-01」連携開発中だ。27インチの大型タッチパネルで販売画面を大型化。飲食店、アミューズメント施設、イベント、温泉施設など幅広いシーンで導入されている。オプションでキャッシュレス決済機能を付加することができ、「salo-01」が標準仕様とする全ての決済手段を利用できる。
キャッシュレス専用機「SlimPay(スリムペイ)」も「salo-01」の連携を予定する。大型タッチパネルモニタを搭載し、社員食堂における社員証など、現金以外の手段で会計を行うシーンで導入されている。従来の限定的な決済手段が拡充され、利用ユーザーの利便性が向上するという。
なお、クレジットカード・電子マネー・コード決済をオールインワンで提供する組込型マルチ決済端末「salo-01」は、さまざまな自動精算機や自動販売機に組込むことができる決済端末だ。国際基準であるPCI P2PEソリューション認定を取得しているほか、無人環境の運用でも耐えられるようにさまざまな機能を搭載したキャッシュレス決済端末となる。また、防塵防水性能IP65を備えており、屋内に加え屋外でも利用可能だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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