2022年9月29日8:00
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(American Express)は、「アメリカン・エキスプレス・カード」を「アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード」として 10 年ぶりにリニューアルすると発表した。同社では、月額制を導入し、日常使いのカードを目指す。
「お客様の『やってみたい』をかなえる」
「毎日を充実させたい人」に向けたカード
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc. 日本社長 吉本 浩之氏によると、同社では「お客様の『やってみたい』をかなえる」ことを大切にしてきたという。便利・安心に利用できるクレジットカード決済に加え、イベントへの招待、チケットの先行販売、ダイニングイベントを開催するなど、会員がやってみたいをかなえてきたそうだ。同社では、グリーン、ゴールド、プラチナに加え、エアライン、百貨店、ホテルなどの提携カードなど、20種類のカードを発行し、会員のニーズに応えている。
ライフスタイルが変化する中、多くの人がワクワクする毎日を過ごせるように、グリーン・カードを「アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード」としてリニューアルすることになった。
具体的なサービスについては、プロダクト担当 副社長 山本尚氏が紹介した。まず、グリーン・カードのターゲット層については、「毎日を充実させたい人」だという。券面のデザインは変更していないが、「アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード」という名称が付くのは今回が初だ。また、従来通り、アメックスのタッチ決済にも対応している。カード利用で貯まるポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」では、100円につき1ポイントが付与される。
年会費はこれまで1万3,200円(税込)だったが、リニューアル後は月会費制の1,100円(税込)に変更となる(家族カードは月額550円)。既存会員も2023年3月以降の年会費請求月から月会費制に変更される予定だ。なお、月会費制は日本のアメリカン・エキスプレスでは初となるが、海外ではすでに10カ国ほどで展開されている。
提携先と「グリーン・オファーズ」を提供
毎日「やってみたい」が続く
今回のリニューアルの最大の特徴は、Laxus(ラクサス)、KARITOKE(カリトケ)、メルセデス・ベンツ レント、エノテカ・オンライン、menu(メニュー)、Berlitz(ベルリッツ)、norton(ノートン)、ベネフィット・ステーション(2023年開始予定)と提携し、会員がお得にサービスを利用できる特典「グリーン・オファーズ」を提供することだ。例えば、ワインの購入、レンタカーのサービスの利用、フードデリバリー・ サービスの利用、バッグや腕時計のサブスク・レンタルのサービスなど、日々の生活にかかわる便利なサービスをお得に利用可能だ。
当日は、ゲストでタレントの筧 美和子さんが登壇。筧さんも今回を機にグリーン・カード会員となったが、カードフェースが気に入ったようで、「使う度にデザインを見るとテンションがすごい上がります」と語った。また、「これをきっかけに始めることも増えそう」と話す。
新たな提携パートナー追加も予定
「スマートフォン・プロテクション」も追加
今後、会員ニーズや反響に応じて、「グリーン・オファーズ」は新たな提携パートナーを追加していく予定だ。月会費制のため途中退会のリスクも考えられるが、山本氏は「幅広い方にお楽しみいただきたい」と説明する。同社が実施したアンケートによると、「日常の生活をもっと便利で豊かにしてくれるサービスに魅力を感じる」と回答したのは 80.5%となった。そのため、リニューアル後の特典は、継続的に利用してもらえるサービスを充実させたという。
新サービスでは、スマートフォンの画面にヒビが入ったり、水濡れしたときなどの修理代金や、火災・盗難に遭った際の購入代金を1年通算3万円まで補償する「スマートフォン・プロテクション」が追加されたが、「スマホの修理費などの補償サービスに魅力を感じる」と回答した人は68.8%となった。
さらに、空港ラウンジのサービスも継続したが、「空港ラウンジが利用できるサービスに魅力を感じる」は 52.7%の回答となっている(2023 年3月1日の利用より、空港ラウンジで従来無料だった同伴者は有料となる)。
他カードでの月会費導入については?
券種ごとの特徴を明確にする目的も
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