2022年10月11日17:30
ユー・エス・ジェイが運営するユニバーサル・スタジオ・ジャパンと、アントグループは、「Alipay+(アリペイプラス)」のパーク内決済への導入に関してコーポレート・マーケティング・パートナーシップ契約を締結したと発表した。
同パートナーシップにより、パーク内のチケットブースやマーチャンダイズ・ショップ、レストランにおいて、アントグループが提供するクロスボーダー電子決済ソリューション「Alipay+」が新たに利用できる。両パートナーは、マーケティング・キャンペーン、プロモーションなどで協業して、ゲストにとっての利便性を促進していくという。
同提携により、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、アジア圏で展開されている主要QRコード決済が利用可能になり、より多くの国の訪日客・パーク来場者の買い物における利便性向上が期待される。また、Alipay+を通して、各海外のウォレットユーザー向けにクーポン配布などのキャンペーンを実施することでパークへの効率的な集客と全体的な顧客体験の向上につなげていきたいとしている。
なお、USJでAlipay+を通じて利用可能なQRコード決済は、中国のAlipay(アリペイ)、中国香港のAlipayHK(アリペイホンコン)、韓国のKakao Pay(カカオペイ)、フィリピンのGCash(ジーキャッシュ)、シンガポールのEZ-Link Wallet(イージーリンク・ウォレット)、マレーシアのTouch ‘n Go eWallet(タッチン・ゴー・イーウォレット)、タイのTrueMoney Wallet(トゥルーマネーウォレット)となる。
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ペイメントナビ編集部
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