2023年7月4日8:10
GMOあおぞらネット銀行は、銀行APIをはじめとする銀行機能を細分化しパーツとして提供する「かんたん組込型金融サービス」を2019年1月より開始しているが、このほど同サービスの契約数累計が、2023年6月30日時点で504件となったと発表した。
同サービスを活用することで、請求書業務にかかるFinTechサービスを創出した事業者や、経理・給与振込業務を自動化した事業者、ふるさと納税返礼品代金早払いサービスを創出した事業者、動画配信サービスのライバー(配信者)への投げ銭の即時現金化により、顧客満足度を向上した事業者など新規ビジネスの創出や効率化・自動化につなげているとした。
同社は、無償・契約不要・常時接続可能なAPIの実験環境「sunabar(スナバー)-GMOあおぞらネット銀行API実験場-」や、銀行機能のパーツを自由に出品・流通できる「ichibar(イチバー)組込型金融マーケットプレイス」のほか、エンジニアを中心としたイベントの開催などにより、組込型金融の参入障壁を下げ、日本における組込型金融サービスの普及・利用促進の取り組みを2020年より継続している。
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ペイメントナビ編集部
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