2023年7月30日7:00
海外送金サービス「PayForex」を運営する、Queen Bee Capitalは、フィリピンのフィンテック企業であるVentaja(ベンターハ)と業務提携契約を締結し、提供する送金サービス「PayForex」のアジア圏サービス拡充として、2023年8月1日より、日本からフィリピンへの公共料金支払い・納税サービスを開始すると発表した。
「PayForex」は、独自の国際送金ルートを利用し、利用者の資金を海外へ送金するサービスだ。海外送金を行う人に、従来よりも安価な手数料と便利なサービスを提供することを目的に2011年にスタートした。日本人顧客に加え、アジア国籍の在日外国人らの母国への送金需要にも対応し、銀行口座送金に限らず、中国の「Alipay」やバングラデシュの「bKash」、フィリピンの「GCash」等の各国内で大きなシェアを占めるE-ウォレットへの送金サービスを提供してきた。
今回の提携先であるVentaja International Corp.は、2004年に設立され、海外に居住するフィリピン人出稼ぎ労働者向けプリペイドカードの販売、プラットフォームを開発する(PEZA登録) IT企業として事業をスタート。フィリピン政府の送金ライセンスを保有するフィンテック企業であり、公共料金徴収分野におけるフィリピン政府の最大のパートナー企業となるそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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