2023年9月4日7:50
ニモカは、コンカーと連携し、交通系ICカード「nimoca」の利用データを活用した、経費精算のサービスを開始した。
コンカーが提供する経費精算・管理クラウド「Concur Expense」(コンカー エクスペンス)は、企業における経費精算の正確性向上と、業務負荷軽減へのニーズの高まりを受け、2017年にスタートしたサービスだ。現在、JR東日本が発行する「Suica」と連携したサービスを提供している。「Concur Expense」コンカーと九州の交通系ICカード事業者が連携するのは、ニモカが初となる。
同サービスは、「Concur Expense」のユーザー企業を対象としたサービスで、従業員がnimocaで乗車した鉄道・バスのほかタクシーやコインパーキング等の利用履歴データが、最短で乗車翌日にConcur Expense に自動で連携される。経費精算時の従業員側の負担軽減や申告漏れ・不備のリスクが回避できるほか、データの改ざんが不可能であるため、承認者や経理担当者によるチェックの負担が大幅に軽減されるという。
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ペイメントナビ編集部
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