2023年10月17日10:30
Agoda、ホテルマネージメントジャパン、ネットスターズ、Worldpay、Mastercard、は、業務効率の大幅改善およびリスク管理対策の強化を目指し、国内のホテル向けMastercardバーチャルカード番号(VCN)による法人決済の試験運用をホテルマネージメントジャパンが運営するオリエンタルホテル・ホテル オリエンタル エクスプレスにて開始した。
Agodaは、旅行者の予約・チェックアウト情報を元にVCNを発行のうえ、ネットスターズのストレートスループロセッシングを通じて、ホテルへ決済処理を提供するので、ホテルは手作業を介さずに直接バーチャルカード決済を受け取ることが可能になる。これにより、ホテルは、請求プロセスにおける人為的なミスの削減および業務の効率化を促進することができ、未回収リスクも軽減できるので生産性の向上につながるそうだ。
なお、Mastercard VCN決済は、グローバル化に伴う取引先の増加・流通経路の複雑化を背景に、特に海外の旅行業界での普及が進んでおり、より効率的な決済手段を求める旅行代理店(従来型・オンライン)やTMC(トラベル・マネジメント・カンパニー)とホテル間の決済を効率化する手段として導入が進んでいるという。現在では、世界200カ国以上のホテルで利用されている。