2023年12月14日10:25
2023年11月15~17日に開催された「Singapore Fintech Festival2023」(SFF2023)では、決済端末ベンダーの出展も目立った。Ingenico(インジェニコ)はSFF2023において、2カ所にブースを設けた。
「ACCEPT」「MANAGE」「ENHANCE」
日本は戦略的なマーケットの1つ
Ingenicoのブースでは、富士通フロンテックの手のひら静脈認証「PalmSecure(パームセキュア)」を搭載した決済端末なども展示したが、同社ではハードに加えソフトウェアビジネスも強化しており、それを意識した紹介を行った。
Ingenico マネージングディレクター Marion Bernardi(マリオン ベルナルディ)氏は「1つのソリューションのアイデアとして、Android POSなどの『ACCEPT(アクセプト)』で受け入れ、『MANAGE(マネージ)』で360度のサポートを行うとともに、異なるサービスを管理します。オルタナティブペイメントの方法を『ENHANCE(エンハンス)』で強化します」と説明する。
同社はAndroidベースのソリューション「AXIUMプラットフォーム」を提供しているが、各種決済を受け入れ、すべての業界をサポートしていきたいとした。360度のサポートでリアルタイムの分析とモニタリングを行うとともに、端末のリモート管理も可能だという。また、決済アプリを追加して利用してもらうことで、ビジネスを強化できるとした。
なお、日本市場で展開するIngenico Japanは設立10周年を迎えたが「日本は戦略的なマーケットの1つであり、デジタル決済が伸びると思います」とマリオン氏は期待した。
「AXIUM DX8000」でスタートアップと連携
暗号資産、気候変動、インシュアテック…
Ingenicoではスタートアップゾーンにもブースを設けた。同ゾーンでは、「AXIUM DX8000」とスタートアップ企業との連携等を紹介した。
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