2024年1月17日19:07
J.フロント リテイリンググループ(JFRグループ)で決済・金融事業を推進するJFRカードは、トリニティ・テクノロジーと業務提携し、JFRカードの利用者に、①「家族信託サービス『おやとこ』」、②「おひとり様生活支援サービス『おひさぽ』」、③「相続手続支援サービス『スマホde相続』の紹介」という3つのサービスを2024年1月26日より開始した。
「家族信託」は、認知症による判断能力の低下・意思表示の不能による、預貯金引出しや自宅売却などでできなくなる「資産凍結」リスクを軽減できるサービスだ。家族間で信託契約を締結し、親の資産の管理権を子世代に移転させ、相続後の遺産分割までを担うことができるという。「おやとこ」は、全国7カ所の営業所(トリニティ・テクノロジー運営)での相談が可能だ。また、国内トップクラスの実績の家族信託コンサルティングの専門家が家族にヒアリングし、オーダーメイドで提案する。さらに、家族等への説明に同席するなどの対応ができるとともに、開始以降の管理負担を軽減する家族信託専用アプリを提供している。
「おひさぽ」は、子どもがいない、子どもに面倒をかけたくない高齢者向けに、将来の財産の管理や処理、施設の入所手続きなど、生活課題をトータルで解決してもらえるサービスだという。特徴として、家族に代わって「見守り」「緊急時駆けつけ」「生活事務支援」「身元保証」「財産管理」「任意後見」「遺言書」「死後事務支援」の8つのサービスを提供している。また、司法書士・行政書士・弁護士などの専門家が支援センターやケアマネージャー、病院、介護施設等と連携、家族に代わって寄り添うそうだ。8つのサービスから組み合わせをして提案するとともに、公正証書も作成する。
「スマホde相続」は、葬儀法要等と同時期に行う複雑で難解な相続手続きを専門家に適切な指導を受けながら、簡単・安価に進めることができるという。特徴として、LINEプラットフォーム上で全国の相続アドバイザー・行政書士・司法書士・税理士等の専門家と繋がり、直接やりとりが可能だ。また、何をすべきか、手続きに抜け漏れがないか、アドバイザーが説明する。さらに、供養関係(お墓・仏壇・法要・後返し)や遺品整理なども相談が可能だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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