2024年1月26日9:45
クレディセゾンは、賃貸物件における入居初期費用をカード決済・管理できるサービス「セゾンの住まい決済サポート」を2024 年1月16日より提供している。
同サービスを通じ、不動産仲介会社においては、業界最低水準の加盟店手数料でカード決済を導入できることに加え、管理会社・オーナーへの早期精算をサポートするそうだ。入居者のニーズにあわせた支払方法を提供する。
賃貸物件における入居初期費用のクレジットカード決済ニーズが高まる一方で、加盟店手数料の負担により、不動産賃貸業界では銀行振り込み等の現金による支払い方法が主流となっている。
クレジットカードでの支払いを希望する入居者のニーズに応えながら、不動産事業者の手続きの利便性・簡便性の向上およびコスト軽減につながるよう、同サービスを同社の内製開発によりシステム構築した。
同サービスは、賃貸物件の敷金・礼金等の入居初期費用をクレジットカード決済できるサービスだ。クレジットカード決済端末の設置は不要で、クレジットカードの加盟店手数料は業界最低水準で提供するという。また、セゾンカード決済の場合はさらに加盟店手数料を優遇する。
さらに、最短翌営業日の精算・処理等により不動産事業者の管理業務の効率化をサポートするとともに、同社からの立替払いにより安定的なキャッシュフローを実現するそうだ。クレジットカード未利用者に対しても、入居初期費用の分割支払いが可能な「SAISON CARD Digital」を即時発行し、その場でクレジットカード決済が可能だ。
なお、セゾンカードで支払いの場合は決済金額に応じて永久不滅ポイントを付与するそうだ。
そのほか、入居者のニーズに沿って、費用負担が大きい入居初期費用の分割支払いができる。同支払は、クレディセゾン発行のカードの場合はSAISON CARD Digitalが対象となる。
クレディセゾンでは今後、賃貸物件における退去時費用もクレジットカード払いができるようにシステム開発を実施し、不動産賃貸業界におけるキャッシュレス化を一層推進するとともに、中期経営ビジョンに掲げる「総合生活サービスグループへの転換」に向けて、住宅ファイナンスサービスにおいてより良いサービスの開発に取り組んでいきたいとしている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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