2024年3月12日19:49
沖縄県の東運輸、カリー観光、安栄観光、八重山観光フェリー、琉球銀行と、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)、ジェーシービー(JCB)、小田原機器、QUADRACは、2024年3月19日より、八重山エリアの公共交通機関(路線バス、船舶)において、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用した、タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等による乗車・乗船サービスを開始すると発表した。
同サービスでは、現金精算や乗船券の事前購入が不要で、利用者が手持ちのタッチ決済対応のカードや同カードが設定されたスマートフォン等を専用リーダーにタッチすることで乗車・乗船できる。これにより、石垣空港から石垣港までの路線バスと、竹富町の島々を繋ぐ離島航路の船舶を、キャッシュレスで利用できるようになり、八重山エリアに年間約119万人(2023年)訪れる観光客や地元の人々の利便性向上を図る。
東運輸、カリー観光が運行する路線バス全線、安栄観光、八重山観光フェリーが定期船を運航する全航路が対象だ。
対応ブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯となり、Mastercardブランドついては、今後追加予定だ。
各社の役割として、東運輸とカリー観光が路線バスの運行、タッチ決済対応設備の整備、タッチ決済を活用した企画の実施、安栄観光と八重山観光フェリーが船舶の運航、タッチ決済対応設備の整備、タッチ決済を活用した企画の実施、三井住友カードがキャッシュレス決済導入支援、“stera transit”プラットフォーム提供、銀聯のタッチ決済に関する導入支援・認知プロモーション、VisaがVisaのタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション、JCBがキャッシュレス決済導入支援、JCBおよびAmerican Express、Diners Club、Discoverのタッチ決済に関する導入支援・認知プロモーション、琉球銀行がプロジェクト統括、小田原機器がキャッシュレス決済用端末およびシステムの開発・提供、QUADRACが交通事業者向け決済および認証に関するSaaS型プラットフォーム “Q-move”の提供となるそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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