2024年4月4日15:15
近年、カード会社や金融機関が加盟店のアプリ構築を支援する取り組みが見受けられる。三井住友カード等はANA Xの「ANA Pay」、三菱UFJニコスはプレミアム・アウトレット利用者向けの「PO PAY」や中部国際空港「セントレアアプリ」の構築を支援している。ジャックスでも加盟店オリジナル Pay 構築サービス「ハウス Pay」の提供を開始。第一弾として、化粧品製造・販売会社のノエビアと提携し、新たに「ノエビア Pay」を 2024 年 4 月 1 日より開始した。ジャックスが組込型決済の提供を強化する理由について説明してもらった。
池谷貴
即時発行・即時利用が可能に
カードレスで商品の購入が可能
「ノエビアPay」は、ジャックスが提供する加盟店オリジナル Pay 構築サービス「ハウス Pay」を活用している。利用者は、スマートフォンにインストールした専用アプリから、「ノエビアカード Visa」の申し込みをすると、即時発行・即時利用が可能だ。
また、すでにノエビアカードを持つ人も、専用アプリにカード情報を登録することで「ノエビアPay」の利用が可能となり、カードレスで商品の購入が可能だ。
今回、ジャックスとしてハウスPayの実績は初となる。現在、多くの小売・サービス業が自社アプリを展開し、顧客接点の強化・アプリ活用のサービス展開や販促に注力している状況だ。ジャックスでは、「加盟店の自社アプリに決済機能を付加することにより、ユーザー様へシームレスな決済体験が可能となり、より加盟店様のファンになっていただけると見込まれること、レジスピードの向上や、現金の取扱いにかかるオペレーション削減や安全性の確保、決済データの活用等の加盟店ニーズに対応することも可能となります」と説明する。
ハウスPay機能によるメリットとは?
加盟店と協業して「三方良し」のサービスを目指す
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