2025年2月9日7:00
湘南モノレール、みちのりホールディングス(みちのりHD)、三井住友カード、ジェーシービー(JCB)、QUADRAC、ウェルネット、RYDEは、2025年2月13日から、湘南モノレール全駅でクレジットカードなどのタッチ決済、QRデジタルチケットによる新たな乗車サービスを開始すると発表した。三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用したクレジットカードやデビッドカード等のタッチ決済と、ウェルネットのチケット販売プラットフォーム「アルタイルトリプルスタークラウド」を活用したQRデジタルチケットの2つの利用手段を新たに提供する。
タッチ決済は、手持ちのタッチ決済対応カード(クレジット、デビット、プリペイド)や同カードが設定されたスマートフォンなどで乗車できる。交通系ICカードを持たない外国人観光客も乗車できる。QRデジタルチケットは、1日フリーきっぷ/モノレールdeえのすい(1日フリーきっぷ+新江ノ島水族館入場券)の2種類を販売し、Webサイトまたはスマートフォンアプリで購入できる。
各社の役割として、湘南モノレールが鉄道運行、改札設備の整備、新サービスを活用した企画の実施、みちのりHDがサービス設計、システム導入支援、三井住友カードがキャッシュレス決済導入支援、steraプラットフォーム提供、Visa・銀聯のタッチ決済に関する導入支援・認知プロモーション、JCBがキャッシュレス決済導入支援、
JCB および American Express、Diners Club、Discover のタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション、QUADRACが交通事業者向け決済及び認証に関するSaaSプラットフォーム”Q-move”提供、ウェルネットがチケット販売プラットフォーム「アルタイルトリプルスタークラウド」の提供、販売・予約・精算及びQRコードを活用した改札システムの開発・運用、RYDEがモビリティサービスアプリ「RYDE PASS」を通じた乗車券の販売・発券となるそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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