2025年8月4日7:50
Liquidは、このほど、KDDIに、マイナンバーカードや運転免許証などのICチップ読取による本人確認をオフラインで実施できるプランを提供すると発表した。同プランは、au/UQ mobileを取り扱う店舗に導入され、今後、全国の全店舗への展開も見込まれている。KDDIが対面で提供する携帯電話サービスの契約において、ICチップを店頭の端末で読み取り、本人確認するもの。オンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」のプランで、同プランの導入は業界初となるそうだ。ICチップ読取により、従来の目視での書面確認と比べ、なりすましリスクの軽減と確認業務の迅速化が可能となる。また、オフラインで動作するため、通信環境に依存せず、店頭においても受付業務を常時安定して運用でき、中断リスクを最小限に抑えるという。
KDDIでは、オンラインでの携帯電話サービスの契約においてLIQUID eKYCをすでに導入し、実運用における信頼性が評価されていたという。今回、その技術を対面契約にも展開し、本人確認の精度と運用の安定性を両立する手段として、同プランの導入を決定した。
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ペイメントナビ編集部
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