「大阪・関西万博」でインドネシア「QRIS」と日本の「JPQR」の決済相互連携イベント実施

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2025年8月29日8:30

インドネシア共和国中央銀行(Bank Indonesia)は、2025年8月25日、「大阪・関西万博インドネシア館」において、インドネシアの統一QRコード決済規格「QRIS(クリス)と、日本の統一QRコード決済規格「JPQR Global」による日本インバウンド連携」に関するローンチセレモニーを行った(参考記事)。「JPQR」と「QRIS」が相互に連携することで、第一弾として日本を訪れるインドネシア人が、JPQR加盟店でQRISのアプリで支払いができるようになったことを記念して行われた。

8月25日開催のセレモニーの様子(画像はネットスターズ提供、以下同)

QRISクロスボーダー、LCT開始
年間50万人を超える旅行者に対応

8月25日に大阪・関西万博のインドネシアパビリオン内で実施されたセレモニーは日本との現地通貨決済(LCT:Lacal Currency Transaction)の広がり、インドネシアコーヒーの紹介イベントとあわせて執り行われた。

QRIS(クリス)は、2019年からインドネシア中央銀行が導入した統一QRコード規格だ。地方の小規模店舗や露店などでコード決済によりサービスを利用可能だ。

大阪・関西万博)で提供中の「JPQR Global」において、国内で初めて訪日外国人向けに「JPQR Global」を提供しているが、7月5日のカンボジアの QR コード決済サービス「KHQR」に続き、2025年8月17日からはインドネシアのQR コード決済サービス「QRIS」に対応した。現在、インドネシアから年間50万人を超える人々が日本に訪れているが、訪日外国人は日本国内の店舗において、自国で利用している QR コード決済サービスをそのまま利用できる。今後は、日本人旅行者もインドネシアの「QRIS」加盟店で日本のQRコード決済サービスを利用できるようになる可能性もある。

なお、ネットスターズは「JPQRスイッチングシステム」を構築し、JPQRスイッチングシステム運用事業者として同事業に参画している。各国の統一規格を運用するスイッチング事業者と国内アクワイアラとのシングルアクセスポイントとしての機能を提供するとともに、海外スイッチング事業者と国内アクワイアラとの精算の役割を担う。また、今回の「JPQR Global」のアクワイアリングはユーシーカードが行っている。

大阪・関西万博のインドネシアパビリオンなどで「QRIS」が利用可能に

インドネシアは、QR コード決済や電子マネーの利用が急速に広がっており、2025 年第 1四半期時点の「QRIS」利用者は 5,630 万人、取扱高約 262 兆ルピア(約 2 兆 3,056 億円)に達している。また、インドネシア中央銀行では、コード決済に加え、「QRIS」を活用した新たな非接触型決済方式として、NFC活用の「QRIS Tap」の導入を開始するなど、支払い方法も多様化している。

インドネシアパビリオンと現地でセレモニー
日本にいる15万人の留学生などにもメリット

ローンチセレモニーでは、インドネシア・ジャカルタと大阪での同時開催イベントとなり、日本側では経済産業省によるスピーチや、JPQR GlobalのQRコードを用いたインドネシアの決済サービスによる決済の実演を行った。インドネシア側からは中継でインドネシア中央銀行総裁のあいさつなどが生中継された。また、関係者一同によるフォトセッションも実施している。

VTRメッセージでは、財務大臣の加藤勝信氏が「日本政府としてもインドネシアとの金融協力をすすめていきたい」と話した。

財務大臣の加藤勝信氏

また、在インドネシア日本国大使館 公使 上田肇氏は「QRISはジャカルタのほとんどのお店で使えて便利です。インドネシアの独立記念日に日本でもQRISが正式に導入されたことを大変うれしく思います」と語った。QRISはとても便利であり、日本にも15万人の若者がいるため、今後も日本で活用できるとよいとした。日本への留学生も増えており、より便利になると期待した。また、 LCTも日本とインドネシア間で日本円とインドネシア・ルピアをドルを介さずに直接交換できる仕組みを進めている。

マレーシア、シンガポール、タイに続く取り組み
ベトナムや他のアジア諸国でも準備

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