2025年11月28日19:01
Monetary Authority of Singapore(MAS)は、第10回目の開催となった「Singapore Fintech Festival(シンガポール・フィンテック・フェスティバル(SFF))が2025年11月14日に閉幕し、142の国と地域から7万人以上が参加し、これまでで最大の参加者数を記録したと発表した。
同イベントは、よりオープンでつながりのある包括的な金融エコシステムの構築を目指した10年間のグローバルなコラボレーションとイノベーションを記念するものとなった。これにより、金融サービスの未来を形作る政策対話、業界と規制のイノベーション、国境を越えた協力のためのグローバル・プラットフォームとしてのSFFの地位が再確認されたそうだ。
「次の10年の金融に向けた技術ブループリント」をテーマに開催されたSFF 2025では、約300のセッションに900人を超える世界中からの講演者が参加し、次の10年の金融イノベーションを形作る人工知能(AI)、トークン化、量子技術の役割にスポットライトが当てられた。
招待制のインサイト・フォーラムには 、2,300人を超える政策立案者、規制当局、投資家、業界リーダーが集まり、 80のセッションで詳細な議論が行われた。議題は、デジタルマネー規制、AIフレームワークの連携、量子対応戦略など多岐にわたった。
なお、次回のSFF 2026は11月18日~20日まで開催される。インサイト・フォーラムは、2026年11月16日から17日までの2日間のイベントとして開催される。
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ペイメントナビ編集部
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