2014年10月23日9:00
米国小売やファストフードなどの団体MCX(Merchant Customer Exchange)は、POSソリューションを提供するインコムと戦略的パートナーシップを結ぶことになった。
MCXには、ウォルマートやセブン11、ベストバイ、Kマート、シアーズ、CVSファーマシーなどの小売、あるいはシェル石油やコノコ、サノコ、フィリップス66などのガソリンスタンド、ウェンディーズやダンキンドーナツ、オリーブガーデンなどのファストフードが参画するコンソーシアムだ。
Googleウォレットやソフトカード(旧ISIS)などのモバイルNFC非接触決済に対抗して組成した。顧客をモバイルキャリアやGoogle、Amazonにとられたくないというのが本音。
先日発表したモバイル決済カレントシー(CurrentC)はNFCではなく、バーコードをスマートフォンに表示して決済する。ここでインコムのPOSソリューションを使おうという計画だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。