2017年4月12日10:32
Visa Inc.は、このほどオンラインでVisaカードを利用できるID決済サービス「Visa Checkout(ビザ・チェックアウト)」の登録者数が2,000万人を超えたと発表した。
Visa Checkoutを採用する消費者が増えると同時に、このプラットフォームへの参加に関心を寄せるにブランドネーム店舗も増えているという。最近Visa Checkoutを採用した店舗には、HSN、アラスカ航空、エイビス・バジェット、コール・ハーン、エミレーツ航空、FIFA、マリオット、サムズ・クラブ、ウォールマートがある。
また、すでにベスト・バイ、スターバックス、パパ・ジョンズ、スタブハブなどがサービスを導入しており、30万の加盟店で利用可能だ。
Visa Checkout は、2017年に新たな市場への展開をスタートする。予定しているのは、クウェート、カタール、サウジアラビア、ウクライナ。これらの地域は、今後または現在Visa Checkoutを提供している市場(アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、チリ、中国1、コロンビア、フランス、香港、インド、アイルランド、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、ポーランド、シンガポール、スペイン、南アフリカ、アラブ首長国連邦、英国、米国およびその管轄地域)に加わる。
なお、Visaでは、サムスンと共同パートナーシップを発表している。同パートナーシップにより、米国のSamsung Payユーザーは、同サービスのアカウントとVisa Checkoutのアカウントをリンクさせて、Visa Checkoutに加盟する30万以上の店舗で買い物が可能だ。