2017年12月8日17:32
Visaは、2017年12月7日、Visaブランドの強化に向け、「センサリー・ブランディング(五感に訴求するブランディング)」を発表した。人々の聴覚(音)、視覚(アニメーション)、触覚(振動)に与える刺激は、デジタル決済や実際の小売店舗においてVisaで支払時の、 トランザクションの完了を表現するのに役立つという。Visaを表現するサウンドは、2018年平昌冬季オリンピックに向けたグローバルキャンペーンで初披露される。
Visaが実施した調査によると、Visaブランドは世間一般において信用や安心を示し、また利用可能な決済オプションとして認識されているとしている。
最近の消費者調査では、回答者のうち最大71%が、Visaのロゴが表示されているWebサイトは安全であると考えており、取引の完了に至る割合も高くなっているそうだ。
Visaによると、同社のセンサリー・ブランディング要素は、従来のVisaのロゴマークが表示されていない場合でも、同等の安心感を与えることができるようにデザインされているという。
Visaのセンサリー・ブランディングは、2018年にVisaデベロッパープラットフォームのソフトウェア開発キット(SDK)として提供予定で、より詳細な導入要件に関してはVisa Readyプログラムにて提供される。さらに、2018年には全国的な加盟店やPOSハードウェアのベンダーと連携した試験的プログラムも開始予定だ。