2018年10月17日7:00
セブン銀行は、2018年10月15日から、「交通系電子マネー」および「楽天Edy」のチャージおよび残高確認サービスをセブン銀行ATMで開始した。
金額指定のチャージ、おつりにも対応
チャージおよび残高確認サービスは、全国約2万4,000台のセブン銀行ATMすべてで可能だ。セブン銀行では、すでに電子マネー「nanaco」のチャージおよび残高確認サービスを提供しているが、新たに「交通系電子マネー」および「楽天Edy」のサービスに対応する。また、カードタイプに加え、スマートフォン、ウェアラブルのチャージにも対応している。
利用者は、1,000円単位でチャージが可能だ。交通系電子マネーは2万円、楽天Edyでは5万円(1回あたり2万5,000円)までの残高の上限でチャージができる。
同サービスでは、従来nanacoのチャージや残高確認で利用していたリーダライタをそのまま活用している。セブン銀行 業務推進部 次長 膳和範氏は、「リーダーライタは備え付けになっていますので、ハードウェアを変えずに済みましたが、バックエンドのシステムは、各社レギュレーションが違うため、開発が必要でした」と説明する。
同サービスの開始にあわせて、金額指定のチャージ、おつりにも対応した。従来のnanacoチャージでは、おつり対応ができなかったが、交通系電子マネーと楽天Edyに合わせて対応できるようになった。これにより、「レジの混雑時にATMで便利にチャージしてもらうことで、お客様のレジ待ちの時間を減らすことにつながります」と、セブン銀行 業務推進部 主任調査役 吉田貴子氏は期待を寄せた。