2019年5月8日19:00
インコム・ジャパンは、ゆうちょ銀行と提携し、ゆうちょ銀行のスマホ決済サービス「ゆうちょPay」について、ウエルシアホールディングス、エディオン、ケーズホールディングス、ヤマダ電機の各社店舗へ2019年5月8日から導入すると発表した。
ゆうちょPayは、ゆうちょ銀行の口座保有者が、ゆうちょ銀行と契約した店舗等での代金の支払い時に、専用のスマートフォンアプリを操作することで、予め登録したゆうちょ銀行口座から代金を即時に引き落とす、クレジットカードの登録や事前チャージ等の必要がない、銀行口座直結型のサービスとなる。
インコム・ジャパンは、すでに「WeChat Pay」「LINE Pay」「d払い」「Alipay」「Origami Pay」「PayPay」「auPAY」「りそなウォレット」「楽天ペイ(アプリ決済)」のQR/バーコード決済とシステム接続しており、国内の大手ドラッグストア・家電量販店など1万4,000店舗超に提供している。
インコム・ジャパンの提供するQR/バーコードアクワイアリングサービスでは、全店舗のPOSでの一括対応で決済サービスを導入する。各決済サービス事業者のシステム仕様の相違点を吸収し、加盟店には同一の仕様で提供できるため、POSレジの初期開発が軽減できる。また、継続的に機能拡張を行っており、サービス拡張時の追加開発も最小化できるという。
また、POS対応で決済サービスを導入するため、すべての決済手段が全店全POSで同一オペレーションになる。さらに、自動振り分け機能でPOS側でのペイメントごとの決済サービス選択も不要なため、店舗スタッフのオペレーション負荷の軽減につながるそうだ。
また、キャンペーン対応など、システム接続以外のサポートを実施。決済サービス事業者との窓口になり、各種調整を行うだけでなく、POPなどの販促物作成や物流支援などにも対応する。
そのほか、導入時に発生する「契約」「精算」「電文管理」「問い合わせ対応」の業務に関しても窓口となり、一括対応。幅広い加盟店サポートで、運用・管理面の効率化が可能だ。