2020年6月9日18:00
海外送金サービス「PayForex」を運営する資金移動業者のクイーンビーキャピタルは、Alipay(アリペイ)と業務提携を締結したと発表した(2020年5月26日締結)。同締結に伴い、同社の海外送金サービス「PayForex」を利用した、「アリペイ(Alipay)」アカウントに紐づく銀行口座に即時送金できるサービスを、6月9日より開始した。
「PayForex」は、銀行間の国際送金ルートを利用し、利用者の資金を海外の銀行口座へ送金するサービスとなる。2011年にサービスを開始し、30種類以上の取り扱い通貨を200以上の国と地域へ24時間オンラインで送金可能だ。
サービスの開始当初は、中国国籍を有するAlipayユーザーのみが送金の受取対象となり、日本に滞在する中国人労働者や留学生による、母国への送金が可能となる。今後状況を判断し、中国に留学等している日本人のAlipayユーザーにも受取対象範囲を拡大していく予定だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト