2011年3月4日13:16
凸版印刷は、顔認証機能付き自動カウントシステムを活用した店頭プロモーション効果測定サービス「Cフェイス」を2011年4月1日より販売を開始すると発表した。
Cフェイスは、店頭に設置したカメラ映像を、人検出エンジンおよび顔検出エンジンによってリアルタイムに分析するシステムを用いたサービスである。POPなどの店頭販促ツールやデジタルサイネージなどに、接触する機会があった人数と実際に接触した人数の比率、顔認証機能による接触した人物の性別や年齢などを、時間別に解析して店頭プロモーションの効果を測定する。
従来の調査員を配置したり、撮影映像によるカウント調査と比べて短納期かつ約半額のコストで店頭プロモーションの効果測定が可能になるという。また、長期間に渡る調査や、調査員の配置が困難な店頭環境においても有効なサービスとなっている。
想定販売先はメーカー、流通など店頭プロモーションを活用している企業で、サービス提供価格は実施期間2週間で50万円からとなっている(機器使用料および基本アウトプット出力含む)。同社では2011年度で50社の採用を目指す。