2010年11月15日15:03
業務ソリューションのオービックビジネスコンサルタント(OBC)は11月15日、基幹業務システム「奉行シリーズ」の勤怠管理システムがソニーのリーダライタ「PaSoRi(パソリ)」を勤怠打刻のインターフェースとして採用したと発表した。これにより、従業員の出退勤打刻に非接触ICカード技術「FeliCa」に対応した定期券や会員証などのICカードを利用可能となった。すでに非接触型のICカードを所有している従業員は、新たなセキュリティカードを持つ必要がなくなり、紛失や盗難リスクを軽減できる。また、企業にとっては、カード管理コストを削減でき、カード忘れが減少することから未打刻などの処理負担も軽減されるという。
OBCでは、11月中旬からPaSoRiの取り扱いをはじめ、全国の販売パートナーを通じて販売を開始する。従業員300人、総務担当者2名で就業管理を行う場合の価格例としてはPaSoRi5台、就業奉行 i NETWORK Edition 2ライセンス with SQL Server 2008 R2、勤怠打刻Web for 就業奉行(10台まで)の構成で105万円(税抜)からとなっている。