2021年7月21日19:48
Mastercardの法人カードを発行するJTBと、JTB グループで金融・決済・ICTソリューション事業を推進するJTBビジネスイノベーターズは、宿泊施設専用のバーチャル法人カード「JTB-パートナーズカード for Hotel」が、スマイルホテル(全国70軒)を運営するホスピタリティオペレーションズと、海栄館に導入されたと発表した。
「JTB-パートナーズカード for Hotel」は、Mastercard加盟店で利用できる物理媒体が無いバーチャルなクレジットカードであり、旅行会社であるJTBと宿泊施設との取引を生かした高額決済が可能なコーポレートカードとなる。
これまでのコーポレートカードは、限度額の制限により宿泊施設が支払う高額な光熱水費等の経費支払いには対応できていなかったという。2021年7月から提供を開始した「JTB-パートナーズカードfor Hotel」は、旅行会社であるJTBと宿泊施設との関係性を生かし、 高額となる経費のカード決済を可能にした。宿泊施設は支払額に応じてキャッシュバックを得られるためコストの削減につながるほか、 経費支出を同カードに集約することで、 いつ、誰が、何に利用したのかというデータ収集が可能になる。
バーチャルカードの特性を生かし、利用日・利用金額・利用回数といったエンハンストデータをWeb上の画面で自由に設定でき、 業務効率化とセキュリティ・ガバナンス強化に貢献するという。
なお、 JTBは「JTB-パートナーズカード」をシリーズとしてサービス拡大予定であり、その第1弾が「JTB-パートナーズカードfor Hotel」となる。
費用は、初期費用が1万円、カード発行手数料が無料、年会費無料となる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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