2022年10月12日21:15
SBIビジネス・ソリューションズは、銀行入出金明細自動取得サービス「MoneyLook BIZ」において、サービス利用料の支払い方法にクレジットカード払いを追加した。また、これまで申し込みできなかった個人および個人事業主も「MoneyLook BIZ」が利用できるようにした。
政府による「働き方改革」の推進や長引くコロナ禍の影響もあり、時間や場所にとらわれずに多様な働き方が選択できるようになったことで、副業を始める人や、フリーランスとして独立し新たに事業を開始する個人・個人事業主が増えている。このような流れはいまや社会一般に浸透しつつあり、フリーランスとして働く人をさまざまな方面から支援するサービスも数多く登場している。
フリーランスは複数の企業から報酬を得る機会が多い反面、自身で請求書発行やお金周りに関する管理業務も行わなくてはならないため、入金管理の手間をかけずに、できるだけ本業に専念したいと考える方は少なくないという。キャッシュフロー管理は事業継続上の生命線であり、複数の取引先からの入金確認は重要だが、フリーランスでも利用可能な専門サービスは限られているため、効率化のニーズが大きい領域であるとした。
同社はフリーランスとして働く人の入金確認の手間を軽減し、本業に専念できる環境づくりのため、個人・個人事業主でも「MoneyLook BIZ」を利用できるよう、サービスの提供範囲を拡大した。支払い方法で「クレジットカード払い」を選択してもらうことで、銀行振込の手間なく、クレジットカード決済用のURLが記載されたメールから、支払いが可能だ。
「MoneyLook BIZ」は、メガバンクをはじめ、全国ほぼすべての金融機関とAPI連携しているため、登録口座の入出金明細をワンクリックで自動取得することができる。フリーランスで個人口座と事業用の口座を分けて複数持っている人でも利用できるため、すべての口座を一元管理でき、通帳記帳のために複数の銀行に足を運んだり、インターネットバンキングに都度ログインするといったような入出金明細の取得にかけていた工数の約90%を削減可能だ。また、取得した入出金明細データはCSV出力することが可能なので、請求データとの突合による入金消込や会計ソフトへの明細データ取り込みで仕訳作業の効率化にもつながるそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト