2023年9月20日10:20
住信SBIネット銀行は、松井証券と住信SBIネット銀行が提供する「NEOBANK」を活用した新たな金融サービス「MATSUI Bank(マツイバンク)」を2023年10月1日より提供開始すると発表した。
「MATSUI Bank」は、松井証券の利用者向けのサービスだ。松井証券口座を持つ人に対し、これまで松井証券が提供してきた証券サービスに加え、住信SBIネット銀行の「NEOBANK」機能を組み込むことで、証券口座と銀行口座のシームレスな連携を実現するという。これにより、証券口座の入出金に関する煩わしさを解消し、投資をより身近に感じることができる顧客体験を提供するという。
「MATSUI Bank」の口座へ預け入れたお金は、利用者が松井証券での取引時に自動的に振り替えられ、株式等の取引資金として利用できる。また、「MATSUI Bank」口座と松井証券口座間で即時の入出金も利用可能だ。
「MATSUI Bank」の円普通預金の金利は、預金金利年0.20%(税引後年0.1593%)が適用される。証券取引に使わない資金は、「MATSUI Bank」口座の円普通預金に預けると、高金利が適用されるそうだ。
なお、「MATSUI Bankデビット」は無料でカードの発行ができるほか、スマートフォンを店舗の端末にかざすだけでタッチ決済で買い物ができるスマホデビットが利用できる。貯まった松井証券ポイントはPayPayポイントやdポイント、Amazonギフトカード、3,000種類以上の商品との交換、または対象の投資信託の積立に利用可能だ。
また、専用のアプリで銀行取引が利用できる。提携ATMなら「アプリでATM」でキャッシュカードのかわりにスマートフォンアプリを使って、ATMでの取引が可能だ。
さらに、ATMの利用手数料・銀行振込手数料はそれぞれ月5回まで無料となる。また、住信SBIネット銀行同行間、および三井住友信託銀行宛の銀行振込は、何度利用しても手数料無料だ。
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ペイメントナビ編集部
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