2023年12月5日18:25
ネットスターズは、企業間(BtoB)決済の請求・支払い業務をキャッシュレス化によりオンラインで完結するシステム「StarPay-Biz」を2023年12月6日より提供開始すると発表した。ネットスターズはこれまで企業と消費者(BtoC)間のキャッシュレス化を主に支援してきたが、今後は企業間決済のキャッシュレス化を通して企業の業務のDX化も実現するという。
ネットスターズはQRコード決済サービスを中心に、決済ブランドと企業を結ぶゲートウェイを展開している。その仕組みを応用し、ネットスターズを通じてクレジットカードによるキャッシュレス決済を企業間決済で利用できるソリューションが「StarPay-Biz」だという。請求元企業(サプライヤー)は専用のウェブ管理画面から請求書を発行し、請求される企業(バイヤー)はウェブ管理画面からクレジットカードで支払いができる。 サプライヤーにとっては、入金の遅延削減や売掛金リスクの減少、入金の消込作業からの解放が期待される。バイヤー側は精算業務を取引先ごとではなくカード会社の引き落としで一元管理ができ、引き落とし時期もカード会社と調整できるなどのメリットが期待できる。加えて、サプライヤー、バイヤー共に電子化に対応でき、省人化・効率化が図れるそうだ。
すでにネットスターズは、ホテル業界向けに特化したVCN(バーチャルクレジットナンバー)に対応するサービス(StarPay-Biz for Hotel)をローンチしているが、今回の「StarPay-Biz」は業界にこだわらず、企業間決済にクレジットカード決済を取り入れ、DX化を図りたい企業へ広く対応するそうだ。
2009年の創業以来ゲートウェイ事業を展開。2015年にQRコード決済サービス「WeChatPay」を代理店として日本に初めて導入。以降、国内外のQRコード決済をはじめとするキャッシュレス決済を店舗に一度に導入・管理できるマルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」を展開。現在は「StarPay」の技術力を基盤に、多角的なサービス展開に取り組んでいます。