2024年1月9日19:33
ゼウスは、アクロスソリューションズと連携し、アクロスソリューションズが提供するBtoB Web受発注システム「MOS(Mobile Ordering System:呼称「モス」)」の公式決済サービスとして「MOS Payment」の提供を開始したと発表した「MOS」を利用者は、システム開発不要でクレジットカード決済を導入できるようになるという。
企業間取引(BtoB)における請求・支払業務の負担は、売り手企業と買い手企業双方の大きな課題となっており、オンライン処理で効率化を実現するクレジットカード決済へのニーズが高まっている。
アクロスソリューションズが提供するBtoB Web受発注システム「MOS」は、「発注者」向けの画面設計とFAX・電話から切り替えやすい独自ノウハウで、受発注における業務効率化を実現しているという。一方、ゼウスは取引先企業のクレジットカード払いニーズに応えたい事業者のためのBtoB専用クレジットカード決済サービス「Bizクレカ」を提供するなど、BtoB事業者のデジタル化をサポートしている。
ゼウスとアクロスソリューションズは、受発注から決済までBtoB事業者の業務効率化をサポートするために連携し、「MOS」利用者がクレジットカード決済を導入できる公式決済サービス「MOS Payment」を提供することとなった。
「MOS Payment」は、2.45%の決済手数料で利用できる「MOS」利用事業者向けクレジットカード決済サービスだ。「MOS」を利用する事業者は、決済手段としてゼウスが提供するクレジットカード決済サービス「MOS Payment」の利用が可能となるため、システムの追加開発を行うことなくPCI DSS Version3.2.1に完全準拠したクレジットカード決済を導入できる。決済処理は、クレジットカード情報の非保持化を実現するリンク(画面遷移)型接続となるそうだ。
なお、「MOS」は、FAXや電話の代わりに、スマホ、タブレットPCで受発注業務が可能なBtoB Web受発注システムだ。モバイル環境に最適化されているため使用しやすく、パッケージでありながら業務運用に合わせたカスタマイズ対応が可能で、さまざまな販売管理システムや基幹システムとの連動も可能だという。