2024年8月13日14:43
SWAPay(スワッペイ)は、このほどキャッシュレス決済サービス「SWAPay(スワッペイ)」を、グランドリリースした。
同サービスは、決済端末は必要とせず、クレジットカードやQRコード決済、Apple Payなどのさまざまな決済手段の中からキャッシュレス対応が可能となる。
SWAPayは、ユーザーのスマートフォンのカメラでQRコードを読むと、ユーザー自身が複数の決済手段から好きな決済手段を選択できる。また、SWAPayは、アプリのダウンロードや初期登録は必要ない。スマートフォンにカメラがついているだけで、利用者が決済可能だ。
現在、飲食店などの事業者では、自分のスマートフォンや店舗の専用タブレットを使ったセルフオーダーは一般的なものになったという。事業者の人材確保が難しい中、店舗における精算時に何度もテーブルとレジの往復をすることで無駄な人件費がかかっており、SWAPayは、そういった事業者の間接的なコスト削減や業務効率の改善につなげるという。
また、2025年3月に迎えるPINバイパスの廃止に伴い、カード決済時に必ず暗証番号の入力が必要となる。したがって利用者のサインのみでは決済ができなくなる。少額決済に限定されるタッチ決済はこれまで通り利用は可能だ。
また外国人の利用者に向けたWeChatPayやAlipay、アジアの複数の決済に対応したAlipay+の提供も行うことでインバウンド対策にも対応する。
なお、手数料は、一般店舗のVisa・Mastercard・JCB・Amex・Dinersが一律3.24%、医療業界のVisa・Mastercardが1.9%、JCB・Amex・Dinersが 2.45%、BtoB決済のVisa・Mastercardが2.4%、 JCB・Amex・Dinersが 2.6%となる。
なお、エントリープランの場合、初期費用、月額利用料、トランザクション料、売上処理料は無料だという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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