2025年2月28日13:05
アイティフォーは、同社のAndroid OS決済端末「SATURN1000F2」に、ポスタスが提供するクラウド型POSレジのアプリケーション「POS+(ポスタス)」を搭載し、レジ機能と決済機能を一体化させたソリューションをリリースした。
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POS+ アプリ画面(TOP画面、会計画面)(アイティフォー)
ポスタスのアプリケーションは、tanceのサービスプラットフォーム「tance mall」を通じて提供される。小売店や飲食店は低コストでPOSと決済機能を導入できるそうだ。
近年、飲食店や小売店などの現場では、顧客サービス向上と業務効率化の両立が強く求められている。従来、決済端末とPOSレジはそれぞれ別の機器として運用され、導入コストや運用管理の手間が課題となっていた。同ソリューションにより、1台の端末でPOSと決済機能を統合し、コスト削減と業務の効率化を実現するそうだ。
同ソリューションは、Android OSを採用した決済端末「Saturn1000F2」に、POSアプリを導入することで実現できる。1台の端末で決済処理とレジ業務を統合する。また、オープンなプラットフォームであるAndroid OSの特性を生かし、その他、店舗向けアプリをインストール可能だ。
さらに、Saturn1000F2はセキュリティと耐久性に優れた設計となっており、安心して業務に利用できる環境を提供するそうだ。
これにより、別の機器を導入する場合に比べて、ハードウェア購入費や保守管理費を削減する。また、決済とレジ業務を一元化することで、オペレーションミスの防止や業務プロセスの合理化が実現され、従業員の負担を軽減する。さらに、店舗内のスペースを有効活用でき、システム管理や運用手順が簡素化され、導入後の教育コストも削減するそうだ。
今後は、POSアプリに加え、ポイント管理・クーポン発行アプリや免税アプリなど、3rdベンダーアプリへの対応を順次進め、多機能なマルチサービス端末としての活用を広げていくという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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