2025年4月14日7:56
PayPayは、給与デジタル払いサービス「PayPay給与受取」の導入企業数が、100社を突破したと発表した。
また新たに、オービックビジネスコンサルタント(OBC)が提供する「奉行Edge 労務管理電子化クラウド」とのAPI連携を開始した。PayPayによると、キャッシュレス決済サービスと人事給与システムが情報連携し、給与デジタル払いに必要な入金用口座情報などの収集をスムーズに実施できるようにする事例は、HRサービス業界とキャッシュレス決済業界を併せて初になるとしている。
「奉行Edge 労務管理電子化クラウド」を利用する企業の従業員は、「PayPayと連携」ボタンをタップすることで、最短15秒で入金用口座情報などの必要情報の入力を完了でき、よりスムーズに「PayPay給与受取」を利用できるそうだ。
これまで、「奉行Edge 労務管理電子化クラウド」を利用する企業の従業員が「PayPay給与受取」を利用する場合は、「PayPay給与受取」で示された入金用口座情報などを勤務先の労務管理システム(「奉行Edge 労務管理電子化クラウド」)に手入力する必要があった。従業員にとっては、約2分の所要時間が発生しており、かつ、企業のバックオフィス担当者にとっても従業員の入力ミスによる振込エラーへの対応負荷に課題があったが、それを解決できる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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