2011年8月14日9:00
プラスチックカードはクレジット、デビット、プリペイドなど決済手段が多様化するにしたがって、発行枚数が急増している。決済方式も多様化し、磁気ストライプ、ICチップ、そして非接触のそれぞれに対応したカードが増えている。
そんななか、非接触カードの伸びがすごい。ABI Researchによると、2010年に出荷された非接触カードは1.7億枚だったが、2016年には世界で10億枚になると予測する。
2015年には磁気ストライプのカードを追抜く見込だ。
ICカードの出荷枚数は2011年に10億枚に達する予定。中国が最大の市場だ。中国ではすでに23億枚の磁気ストライプカードが発行されているが、これが2015年をめどに順次ICカードに置換えられる予定だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。