2013年10月25日17:51
パーク24は、2013年10月25日から、台湾の台北捷運(MRT・地下鉄)において、「交通ICパーク&ライド」サービスを導入したと発表した。台湾において、日系企業による「交通ICパーク&ライド」サービスの導入は、初の事例となる。
今回、台湾へ導入した「交通ICパーク&ライド」サービスは、パーク24が日本において、2008年より提供しているサービスで、交通ICカード内に記録された鉄道の利用履歴とタイムズ駐車場の精算機を連動させ、駐車料金を自動で優待するサービスとなる。
台湾でのサービス開始の背景には、環境問題への意識の高まりにあるそうだ。台北中心部は、駐車場不足による違法路上駐車や、バイクや車の流入による環境汚染が問題となっている。同サービスの導入により、クルマと公共交通機関の組み合わせ利用を促進することが、違法路上駐車の抑制と、それによる交通渋滞の緩和、Co2排出量削減に繋がると期待している。