2016年12月1日14:24
ゼウスは、クレジットカード情報の非保持化を実現する「トークン(JavaScript)型」接続方式の提供を2016年11月29日より開始すると発表した。
「トークン(JavaScript)型」は、商品購入の際にユーザーが入力したクレジットカード情報をゼウスがトークン(別の文字列)に置き換えて決済処理を行う接続方式となる。EC事業者は、ゼウスが提供するトークン発行用のJavaScriptプログラムをサイトに組み込むことで、ユーザーのクレジットカード情報を自社サーバに保持することなく決済処理が可能となるため、情報漏洩リスクを軽減することが可能だ。
これまで、EC事業者がクレジットカード情報を保持することなく決済処理を行うには、ゼウスが提供する決済画面を利用した「リンク型」による接続が必須だったが、「トークン(JavaScript)型」を導入することで、クレジットカード情報を保持せずにEC事業者オリジナルの決済画面を利用することや、ユーザーが決済手続きをする際に入力画面を遷移させることなくサイト内で決済フローを完結させることが可能となる。