2017年7月4日21:38
KDDIは、「スマホ決済利用意向調査」を実施し、その結果を2017年7月4日に発表した。同調査は、ウェブにより、6月16日~6月19日まで実施。15歳~59歳のスマートフォン所有者を対象に実施し、男女比は半々、有効サンプル数2,060となっている。
同調査の結果、2割がスマホ決済を利用していることがわかった。スマホ決済の利用理由は、「会計がスムーズだから」(23.4%) が最も高く、「ポイントが付くから」(22.2%)、「財布を持たなくて済むから」(15.0%) と続いた。また、9割がスマホ決済を「継続利用する」と答えており、スマホ決済への満足度が高いことがわかったという。
さらに、約半数が「将来的にスマホ決済を使う」と回答。特に「10代」(53.8%) が最も高く、続いて「20代」(42.2%) と、若年層がスマホ決済に積極的であることがわかった。
利用箇所として、10代では、「ライブ・コンサート会場」(27.0%)、「フリマ」(25.4%)、20代では、「音楽フェス」(27.1%)、「観光地」(25.9%) などアクティブシーンでの利用に利便性を感じている結果となった。一方、40~50代はアクティブな項目よりも「百貨店・デパート」や「家電量販店」など日常のシーンで主に使っていることがわかった。
スマホ決済の利用意向理由として、10~20代は「会計がスムーズ」「財布を持たずに済む」が多く、一方、40~50代は「ポイントが付くから」が主な理由となっており、年代によって、目的が違うことがわかった。
そのほか、現在スマホ決済を利用していない人の理由は、「セキュリティ」「スマホの紛失・故障」に不安を感じているためだということがわかった。10代は「クレジットカードを持っていないから」が多かったそうだ。