2017年10月2日20:25
SBI FinTech Solutionsの子会社であるSBIビジネス・ソリューションズは、WEBサイト多言語化開発ツール「WOVN.io(ウォーブンドットアイオー)」を運営するミニマル・テクノロジーズと業務提携し、ワークフローシステムとしては初となる多言語化開発ツール「WOVN.io」を搭載したオプションサービスの提供を開始すると発表した。
多言語化開発ツール「WOVN.io」においては、法人向け業務管理システムとの連携は初の試みとなり、第1号案件として、韓国において国際送金事業を開始予定であるSBI Cosmoney Co., Ltd.にて採用され、運用を開始した。
同提携を通じて、グローバルに展開する企業や外国人社員を雇用する企業に対し「多言語化対応ワークフローシステム」の導入を促進していくという。
同サービス開始の背景として、海外拠点を有する企業や外国人社員を雇用する企業において、稟議書等の社内決裁文書や社内回覧文書の翻訳・多言語対応は大きな課題となっている。また、すでにワークフローシステムを導入済みで電子申請・承認を行っている企業であっても、多言語化を実現するためには多くのシステム開発コストを要するため、その実現は難しいものとなっていたそうだ。今回のサービス連携により、同社が提供するクラウド型稟議・回覧ワークフロー「承認Time」のユーザーは、ボタン1つで多言語化することができるため、翻訳にともなう作業コスト・業務委託コストを大幅に削減することが可能となる。
さらに、最大30カ国語まで対応可能であることから、世界各国で事業を展開する企業においても、ワークフローシステムの多言語化を実現することができるという。