2017年12月25日18:31
Mastercardは、このほど、WFP国連世界食糧計画(国連WFP)を通じて、飢餓に苦しむ子どもたちへ学校給食100万食分の提供を目指すキャンペーンを行うと発表した。2017年12月15日~2018年1月31日の期間中に、国内のレストランでのお支払いにMastercardを使用すると、支払い1回ごとにMastercardが飢餓に苦しむ子どもたちへの学校給食1食分を国連WFPに寄付するという。
Mastercardは、飢餓や貧困のサイクルを断ち切ることを目的として、2017年7月より、国連WFPを通じて世界中で飢餓に苦しむ子どもたちへの学校給食1億食分の提供を目指しており、今回のキャンペーンは、日本国内における活動の第一弾となる。同キャンペーンは、世界中で支援を必要としている子どもたちのために寄付を集め、給食を届けるために行われる社会貢献活動となっている。
2012年より、Mastercardは国連WFPとパートナーシップを結び、世界中の人々が飢餓や貧困の連鎖を克服する支援をしている。
同パートナーシップは主に2つの柱によって成り立っている。1つは、Mastercardのテクノロジーと電子決済システムに関する専門知識を国連WFPの食糧支援活動に新しい支援方法の開発として生かすこととなる。もう1つは、Mastercardとその顧客に、飢餓の撲滅という目標への貢献に参加してもらう新しい方法を提供することだ。
寄付をより身近なものとして感じてもらうために、Mastercardはパートナー企業とともに、17カ国で70以上のコーズマーケティングを実施した。国連WFPの活動は、緊急支援、復興、開発援助などに焦点を当てている。日本の緊急支援の事例としては、2011年の東日本大震災と2016年の熊本地震が挙げられ、いずれの場合も国連WFPは、現場で支援に取り組んだ国連機関となっている。