2018年1月10日19:46
大日本印刷(DNP)は、口座開設やローン等の各種申し込み、利用明細や残高の確認など、複数の金融サービスをスマートフォン上で行える「DNP金融向け総合アプリ」を開発し、2018年1月に提供を開始すると発表した。今回、地方銀行で初めて顔認証機能を組み込んだ金融機関向け総合アプリとして、香川銀行に採用された。
「DNP金融向け総合アプリ」では、口座開設やローン等の各種申し込み、利用明細や残高の確認などの各種金融サービスを本アプリ上で一括して行える。また、同アプリは顔認証技術を搭載。生活者はIDやパスワードを入力する手間を省くことができるという。
さらに、家計簿の作成や、AIを活用した問い合わせに対する自動返答プログラムである「チャットボット」の提供など、生活者のニーズに合わせて機能を拡張できる。また、入出金時には、自動的に利用者のスマートフォンに取引に関するお知らせが届くという。
DNPは、同アプリを金融機関に向けて提供し、2020年度に4億円の売上を目指す。