2019年6月19日11:30

Visa Inc.は、米国時間の2019年6月17日、人工知能(AI)を活用するVisa Advanced Authorization(VAA)による金融機関の詐欺被害の抑止効果が、年間で推定250億ドル以上に達し、加盟店や消費者のためのより安全なグローバル決済エコシステムの実現を可能にしているという新たな解析結果を発表した。

VAAはVisaのグローバル決済ネットワークVisaNetにおける取引承認をリアルタイムに監視、評価する包括的なリスク管理ツールで、金融機関は新種の不正パターンや傾向を迅速に特定し、対策を行うことができるという。昨年VisaNetで処理された加盟店と金融機関の間の取引件数は1,270億件に達している。金融機関が不正な取引を迅速に特定、防止しながら、正当な利用を承認できるよう、全取引をAIにより1件あたり1ミリ秒の速さで、すべてのVisaNet取引を解析したそうだ。

VAAは不正取引を防止し、金融機関や加盟店は不正リスクを抑制できる一方、カード会員にとっては真正利用阻害によるストレスの減少に繋がるという。Visa Advanced Authorizationは129カ国の8,000社以上の金融機関に導入されている。VisaはAI基盤に潜在的な不正利用を特定させるため、人の脳をモデルにしたニューラルネットワークをいち早く導入した。

Visaは、人間の知能とAIのような技術に同時に投資する多角的なアプローチにより、世界の不正利用の発生率を0.1%という史上最低水準に維持しているとした。

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