2020年5月18日10:30
ライナフは、遠隔からスマートロックやスマートエントランスを操作・管理する入居者管理サービス「スマートブッキング」をリニューアルして提供開始したと発表した。住宅向けスマートロック「NinjaLockM(ニンジャロック・エム)」や、共用エントランスをスマートフォンで解錠する「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」など、ライナフが提供するIoT製品を「スマートブッキング」で一元管理できる。さらに、スマートブッキングAPIを通じて、既存の入居者アプリ/サービスとの組み合わせもできる。2020年6月末までの申し込みで、初月無料でサービスを利用できるという。
スマートブッキングは、入居後の物件管理を一元化するサービスだ。ライナフのIoT製品であるスマートロックやスマートエントランスなどを操作・管理でき、不動産管理会社の業務効率化を実現するそうだ。入居者の登録や鍵交換(入居者の入れ替えで都度新しい錠前を設置する作業)といった入退去時に発生する業務や、工事業者が一時的に出入りできるバーチャルキーを発行するなど、複数の物件に設置されたスマートロックとスマートエントランスを遠隔から操作・管理できる。従来であれば直接現地に出向く必要のある鍵交換だが、住宅向けスマートロック「NinjaLockM」に標準搭載される「運用モード」の切り替えだけで、入退去のステータスを更新できる。コロナウイルス状況下でも在宅で物件管理が可能となり、対面感染のリスクも低減できます。このほか、複数権限の設定、機能のカスタマイズ、共用施設のカレンダー予約・決済機能、分析機能などを搭載しており、物件管理に必要な各種機能を備えているそうだ。
なお、スマートブッキングは、三菱地所レジデンスが供給する賃貸マンション「ザ・パークハビオ木場」を始め、有料制共用施設が備わっている一棟賃貸マンション向けに導入しているという。
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ペイメントナビ編集部
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