ネットショッピングや通販におけるクレジットカードの不正利用を軽減するための対策として、カード業界が推奨する3-Dセキュア以外に、顧客の属性情報やカード券面情報(セキュリティコード)による認証も有効な手段として採用している事業者が増加している。
●属性情報
「属性情報」による認証とは、ネットショッピングのクレジットカード決済時に従来のカード番号、有効期限に加えて個人の属性データなどを確認するもの。現在、「属性情報」による認証に対応しているのは、スマートリンクネットワークが提供するe-SCOTT(EC事業者向けクレジットカード決済代行システム)の『認証アシストサービス』のみである。カード利用者は同サービスを導入しているECサイトで安心してネットショッピングを利用することができる。また、同サービスを導入しているeコマース事業者は不正利用によるチャージバックのリスクを低減できるとともに、チャージバックに関連したさまざまな業務負担が軽減される。 ●セキュリティコード
「セキュリティコード」による認証とは、カード裏面などに記載された3~4ケタの番号を認証手段として使用するものである。