2022年6月21日13:30
中国・Feitian Technologies社の日本総代理店である飛天ジャパンは、ePassFIDO K28とiePass K44、2つのFIDOセキュリティキーを日本国内で提供開始した。
飛天ジャパンでは、パスワードのみによる認証は最大のセキュリティ課題の1つであり、パスワード管理が面倒であるがゆえに、異なる複数のサービスで同じパスワードを流用する結果、アカウントの乗っ取りやデータ流出、さらには個人情報の盗難につながると考えている。
そこで、 より使いやすく且つ堅牢な認証を実現すべく、 2012年に発足したのがFIDO(Fast IDentity Online)アライアンスと呼ばれる非営利の標準化団体だとした。FIDOアライアンスは、TPMやNFC、生体認証技術などを活用して、パスワードに代わる新しい認証技術「FIDO」を標準規格化、パスワードレス認証の拡大を推進している。
Feitian Technologies社はFIDOアライアンスのボードメンバーでもあり、さまざまなFIDOに準拠したセキリティキーを提供している。
このほど飛天ジャパンは、日本国内では未提供であった2つのFIDOセキュリティキー、ePassFIDO K28とiePass K44の提供を開始した。
ePassFIDO K28は、USB-TypeCインターフェースに対応、小型サイズなのでUSBポートに常時差し込みでもストレスなく運用可能、登録するアカウント数は無制限といった特徴がある。また、iePass K44は、Apple LightningとUSB-TypeCのデュアルインターフェイス、MFi認証を取得済、CC EAL6+認定を取得済といった特徴があるそうだ。