2022年7月4日18:55
PayPayは、2022年7月より一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター(JC3)に特定会員として加入したと発表した。
PayPayは、システムによる不正検知に加え、専任スタッフにより24時間365日監視を行っており、不正利用を検知、判断した場合には、対象のアカウントの利用を即時停止にするなどの対応を行っているそうだ。また、近年増加傾向にあるフィッシング詐欺による被害を未然に防止するために、特設サイトを開設し、ユーザーの皆さまへ注意喚起を行っているという。
一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター(JC3)は、産業界、学術機関、法執行機関等、それぞれが持つサイバー空間の脅威への対処経験を集約・分析し、その結果を共有することで、サイバー空間全体を俯瞰し、サイバー犯罪等のサイバー空間の脅威の大本を特定・軽減・無効化することを目指す非営利団体だ。
産学官の連携の枠組として、インターネットを利用した金融犯罪事案、標的型攻撃等による情報窃取事案、詐欺等のeコマースに対する脅威等、サイバー空間におけるさまざまな脅威に対処すべく、情報共有や手口分析、マルウェアの解析、脅威情報の収集・活用、国際連携等、さまざまなアプローチを通じて、安全かつ安心してインターネットを利用できる環境の構築につなげているという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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