2023年6月21日7:10
SCSKは、金融機関等を対象にしたマネー・ローンダリング・テロ資金供与・拡散金融対策(Anti-Money Laundering、以下 AML)事業について、巧妙化が進む犯罪組織の手口に迅速に対応すべく、同事業を専業分社化し、さらなる専門知見の蓄積と高度化されたサービス提供を目指すべく、準備に向けた新会社を設立した。今後は、為替取引分析業の登録・認可などを前提に 2023 年度中の事業開始に向けて準備を進めていく。
SCSKは、2004年から BankSaviorシリーズ製品を中心としたAMLソリューションを提供しており、2023年6月現在、銀行、資金移動業、カード、証券、保険などさまざまな業種で80社を超える利用があるという。
新会社では、これまでの実績や経験を十分に活かし、為替取引分析業者として専門特化した 企業として金融業界などへ AML 高度化・実効性向上に貢献すべく活動を行っていくそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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