2024年1月10日20:00
ウフルは、2024年1月10日から、長野県小谷村で実施される滞在観光の充実と地域経済活性化に向けた実証実験に参画し、インバウンド客を含む滞在観光客に向けた食事と送迎の予約・決済ができるプラットフォームを構築・提供したと発表した。
小谷村では、冬期ウィンター期間に50万人を超える観光客を迎え入れる一方で、滞在期間中の食事処の確保や、飲食店への交通手段としての2次交通の不足が課題となっている。
同課題に対応するため、交通事業者と白馬アルプスホテルが中心となり小谷村および村内観光事業者が連携し、1月10日~2月18日までインバウンド客を含む滞在観光客向けに、食事と送迎を組み合わせたサービスを提供する実証実験を行うという。「gaspa otari(ガスパオタリ)」と称した食事と移動のサービスシステムを構築し、コース料理やビュッフェの提供を始め、特に小谷村での滞在観光客に対して外食ができ、さらには移動手段も合わせたサービスを提供することで、満足できる滞在観光地を目指すそうだ。
ウフルは同実証実験に参画し、デジタルマップ「elcompath(エルコンパス)」とモバイルオーダーシステム「売り子ール」を活用して、日本語と英語対応のプラットフォームを構築・提供する。食事と送迎の予約・決済が一括で行えるようにすることで、インバウンド客を含む滞在型観光客の利便性の向上を支援するそうだ。
なお、対象店舗は、白馬アルプスホテル、ホテルグリーンプラザ白馬、ペンション神戸っ子、レストランnagano、サンテインおたり、道の駅おたりとなる。
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ペイメントナビ編集部
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