2025年9月12日8:28
楽天銀行と楽天証券は、両社の口座連携サービス「マネーブリッジ」を設定する口座数が、このたび 600万口座を突破したと発表した。
楽天銀行と楽天証券は、個人の資産形成・資産運用に関わるサービスの利便性向上を目的として、2011年4月より口座連携サービス「マネーブリッジ」の提供を開始した。同サービスは、両社の口座を持つ人は誰でも無料で申込可能で、設定が完了すると、両口座間資金の自動入出金(以下「スイープ」)機能などが利用できる。また、楽天銀行の普通預金に優遇金利が適用されるほか、楽天証券の取引に応じて「楽天ポイント」が貯まる。
両社は、「マネーブリッジ」をはじめ、2025年6月には、楽天証券に保有する国内上場株式等を担保として、楽天銀行で資金の借入れが可能となる「楽天銀行 証券担保ローン」の取扱いを開始するなど、「楽天エコシステム(経済圏)」を活かした連携サービスを展開している。その結果、楽天銀行は、2025年5月末に国内デジタルバンクで最多となる1,700万口座を突破し、楽天証券においては、2025年6月末に国内証券会社単体(開示情報ベース)で最多となる総合口座数1,256万口座超となるなど、それぞれ顧客基盤を拡大しているそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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