2015年8月19日18:01
GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、台湾の大手決済代行会社であるNeweb Technologies Co., Ltd.(Neweb)との業務提携を強化するべく、2015年8月7日に「GMO Global Payment Fund(GPF)」より100万米ドル(約1.2億円)の出資を行ったと発表した。
GMO-PGは、現在、シンガポール・香港・台湾・マレーシア・タイの5拠点に現地法人等を設立している。各現地法人では、同地域またはその周辺地域に進出する日本のEC事業者向けの海外決済サービス「GMO-PG Global Payment」の展開と、現地で有望な決済代行会社と資本業務提携等を行う決済特化型のファンド「GMO Global Payment Fund」による出資活動の両輪で、シナジーを発揮させながらアジア圏での事業拡大を推進している。
2014年2月には、香港現地法人の支社として台湾に拠点を設置し、台湾の大手決済代行会社で、中華圏へのビジネスも展開するNewebと提携した。今回の提携強化により、中華圏におけるさらなる事業拡大およびNewebの各種決済サービスの日本展開を推進していくそうだ。
Neweb Technologies Co., Ltd.は、有名大手ECサイト、音楽配信サイト、転職サイトなど台湾の多くの主要ECサイトに決済サービスを提供している。加盟店数4,000店舗の実績と経験豊富な経営陣のもと、決済サービス提供のほか、台湾の銀行向け決済ソリューション提供、中国消費者向けネット販売支援などを展開しているそうだ。
なお、GPFは、GMO-PGとGMO VenturePartnersが共同で設立した、東南アジアの決済関連事業者を投資対象とする日本初となる決済特化型ファンドとなる。
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
GMO-PGは、ネットショップや SNS・スマートフォン上で展開するコンテンツなどの非対面販売型の事業者、NHKなど月額料金課金型の事業者、並びに日本年金機構や東京都等の公的機関など5万4,000店舗(GMOペイメントゲートウェイグループ2015年3月現在)の加盟店に、クレジットカードをはじめとする決済処理サービスを提供しております。消費者と事業者にとって安全性が高く便利な決済を実現し、日本の決済プロセスのインフラになることを目指しております。決済業界のリーディングカンパニーとしてイノベーションを牽引し、日本のEC化率の向上に貢献いたします。